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ヤリ・リトマネンさんは、ラハティ生まれ。
言わずと知れた「フィンランドの英雄」。
趣味もフットボールというほど(笑)、フットボールの知識も
豊富。フィンランド・リーグのクラブにも詳しい。
地元のレイパスでデビューした後、HJKを得て、MyPaに
移籍。フィンランド・カップ決勝でMyPaの決勝点をマーク。
この時の活躍が認められ、アヤックスに移籍。
オランダリーグやチャンピオンズ・リーグでも得点王となり、
シャドー・ストライカーの本領発揮。
そして、アヤックスに黄金期をもたらした立役者となり、
後には、名選手のみに許されるアヤックスの殿堂入りを
果たした。
アヤックスからバルセロナ、リバプールと移籍していったが、
いづれも、負傷のため欠場が多く、なかなかプレーできない
辛い日々が続いた。
特に、少年時代からの憧れのクラブ、リバプールから古巣の
アヤックスに戻らなければならなかったことは、とても悲しく
心の痛んだ選択だった。古くからのアヤックス・ファンは、
ヤリの帰還を大歓迎した。それだけが、彼にとっては、救い
だった。
いくら、ヤリが年をとろうと、今の代表で、彼以上のプレーが
できる選手はいない。ヤリが、所属クラブでどんなに冷遇
されて、プレーする機会を与えられなくても、歴代の代表の
監督は、必ず彼を代表の10番として使ってきた。
たとえ、所属クラブでベンチを暖めていても、歴代監督は、
彼を試合が終わるまで、90分間プレーさせ続けた。
ヤリのフットボールに取り組む、まじめな姿勢は、チームに
意識改革を起こさせる。
その"Classy"と称される華麗なプレーからは、天才の持つ
カリスマ的なセンスを感じさせるが、それは、すべて彼の
人一倍熱心な練習の賜物。誰よりも早く練習を始めて、
一番最後まで残って練習する。他の選手が、ヤリを尊敬
する理由は、ここにある。
負傷が多く、欠場が絶えないのがファンにとっても、残念。
10番を背につけた、その代表での雄姿を少しでも長く見て
いたい。
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